【オンライン受注】スキル販売について知ろう~販売方法の種類・有名サイト~

にゃも

前回はクラウドソーシングに特化したサイトについて教えてもらったけど、今回はスキル販売に特化したサイトについても知りたいな。

minorica

自分のイラストを売るためにはスキル販売も賢く組み合わせていきたいね

目次

スキル販売とは?

にゃも

クラウドソーシングとどう違うんだっけ?

 自分の得意な技術や時間を提供することをスキルシェアと呼びます。そのうちのスキル販売とは個人が自らのスキル(特技や知識)をオンライン上で販売することを指します。

 イラストレーターがスキル販売をする場合のスキルとはイラストの制作のことを指しますがロゴやチラシなどのデザイン、キャラクターデザイン、SNSアイコン作成、似顔絵作成などデザインと組み合わせてアイディア次第で様々なスキルを販売することが可能です。

 クラウドソーシングと異なるのはイラストを作ってほしいクライアント側ではなく、イラストを作りたいクリエイター側が「これを作りたい人は注文してね」とスキル販売サイトにお店を構えている状態ということです。 

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ここではスキルシェアを活用してイラストを販売することを想定しているから“スキル販売”で統一するね。

イラストレーターにとってのスキル販売とは

 スキル販売サイトを見ればお悩み相談とか、指導教室とか、家庭教師とか、オンライン講座のように活用する人も居ます。スキルシェアは段階によってはそのような使い方も可能です。

 しかし、ここではイラストレーターが「スキル販売を活用してイラストを販売するには」「イラスト販売にスキルシェアを活用するには」という視点でスキル販売を見ていきます。

有名なスキル販売サイト

にゃも

実際にどんなサイトがあるんだろう

minorica

クラウドソーシングサイトでも大手サイトはスキル販売も可能なことも多いけど、ここではイラスト販売に活用しやすいスキル販売に特化したサイトについて紹介していくね。

ユーザー数1位‼老舗有名サイト“ココナラ”

 ココナラは2011年に誕生し2022年には会員数は300万人を超え、カテゴリは450種類以上、サービス出品数は50万件以上あり、法人から個人、ビジネスからプライベートまで様々な用途で幅広く利用されているサイトです。広告に力を入れているためユーザー数は多いです。

 文書作成やHPのデザインだけではなくイラストに関するスキルを出品する人も多いのでライバルは多いですがユーザー数も多いので、うまく活用すれば多くの利益も見込めるでしょう。

サイト名coconala(ココナラ)
運営株式会社ココナラ
特徴・広告費をかけているので知名度は随一
・サービス本体価格と別に“有料オプション”を設定可能“おひねり”と呼ばれるチップがもらえる
・A8.netにてアフィリエイトが可能
手数料購入者:5.5%
出品者:22%
振込手数料:160円(売上代金3,000円以上で無料)
支払方法/支払条件・受取可能な売上残高:161円以上
・120日以内に振込申請または「ポイント交換」を行うこと。
締め日/支払日・1 〜 15 日/20 日
・16〜月末/翌月 5 日
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手数料がちょっと高めなのがデメリットかな

イラストレーター特化でうれしい“SKIMA”

 オリジナルのイラストやデザイン、ロゴを作りたいという方に今注目されているのが、Skima(スキマ)というサービスです。

 メインジャンルは、イラスト、デザイン、キャラ販売です。キャラ販売はゲームや配信の利用できるキャラクターのデザインが対象で、1キャラクターあたり複数の表情がセットになっていることが多いです。デザインはタイトルロゴや名前ロゴ、サムネイル、配信画面、サインなどがあります。

サイト名SKIMA(スキマ)
運営株式会社ビジュアルワークス
特徴・イラスト、デザイン、キャラ販売に特化
・メッセージ内見積もり機能(見積もり提出や修正が可能な機能)
・「CHEER!」とよばれるチップ機能
手数料(税込)○販売手数料
・1,000~20,000円までの取引:手数料22%
・20,001~50,000円までの取引:手数料16%
・50,001円以上の取引:手数料11%
○「CHEER!」のシステム利用料
・一律手数料22%
○振込手数料
・262円
支払方法/支払条件・必ず振込申請をすること
・受取可能な売上残高:1000円以上
締め日/支払日・1日~15日/20日振込
・16日~月末/翌月5日
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使いたいイラストを発注するのにも便利!

ある程度顧客が見込める人向け“PARK”

 クラウドワークス内でもスキルシェアの販売は可能ですが2022年に一般利用が開始された株式会社クラウドワークスが運営するスキルを販売できるスキルEC作成サービス「PARK」を紹介しておきます。

 スマホで簡単に出品することができ、メッセージ機能で購入者と簡単にやりとりできる点がメリットです。

 ただしココナラにあるプラットフォーム機能がないので自分で顧客を見込める場所に売り込みに行った後で活用するのが望ましいでしょう。スキル販売の決済サービスに特化した使い方をする際に利用したいサービスです。

 手数料がサービス利用料(3%)+決済手数料(3.5%+40円)とお安めなところは魅力的でしょう。

サイト名PARK(パーク)
運営株式会社クラウドワークス
特徴・スキルEC作成サービスのためプラットフォームがない
・分割決済が可能
・カウントダウン機能(何月何日何分までの購入のみ受け付ける機能。購入者に今買う理由を与えられます)
・Discordと連携(入会/退会などの顧客管理が簡単に)
・全商品のアフィリエイト販売が可能(報酬料率も10%~50%で自由に設定)
手数料サービス利用料(3%)+決済手数料(3.5%+40円)
銀行振込手数料(250円)
支払方法/支払条件・売上金の確定時点から180日以内に弊社に対して出金申請を行う
締め日/支払日・15日締め/月末振込
・月末締め/翌月15日振込
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ある程度固定顧客が見込める人がオンライン上での契約や決済を導入するのに向いているよ

ファンが直接クリエイターにリクエストを送る形で応援してもらえる“Skeb”

 依頼主が有償でリクエスト(お題)を送り、クリエイター(あなた)がイラストやボイスを製作すると報酬がもらえるサービスです。世界中のファンがクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストすることができます。

サイト名Skeb(スケブ)
運営株式会社スケブ
特徴・イラストレーターの応援に特化したプラットフォーム。クライアントに対して『自分にもリクエストを出してほしい!』とアピールするための「アピール機能」がある
・クライアントの35%が海外からの利用者
・事前/事後を問わず、SNSのDMやメールで打ち合わせやリテイク禁止。
・リクエストしたイラストを有償で印刷・額装して届けてもらえるサービス
手数料
○リクエスト手数料:9.8%(条件を満たすと6.8%)
割引条件
・リクエストが送信、および承認されたどちらの時点でも、クリエイターが過去30日間リクエストの募集を継続している場合
・リクエストが送信、および承認されたどちらの時点でも、クリエイターが過去30日間リクエストの募集を継続している場合
○ブースト手数料:13.6%
○振込手数料
・銀行口座の場合は458円、Kyashの場合は254円
支払方法/支払条件最低出金額:5,000円
締め日/支払日平日22時までの出金申請で翌平日振込が完了
minorica

5000円以上の依頼のみ引き受けるのが正しい使い方かな。

スキル販売サイトの注意点

条件をしっかり自分で決めておくこと

にゃも

トラブルになったらやだなあ

 スキル販売は販売する側が条件などを細かく設定したりトラブルになりそうな点をある程度しっかり取り決めておきましょう。

 納品期間・終了条件・制作後の制作物の使用範囲などトラブルの原因になりそうな部分は申し込みの段階で引き受ける条件をしっかり提示。最初に取り決めておきましょう。

minorica

あとで同意をとるのはめちゃめちゃ大変!

“目移り”しないこと

にゃも

ずっと見てるとあれも自分でもできそうだなって目移りしちゃうことあるよね

 スキル販売に特化したサイトは隙間時間で文書作成したり自分の指導教室やオンラインサロン、専門知識を活かしたQ&Aサービスなどとして活用する人が多いです。けれどもイラストレーターを目指すあなたに目移りしている時間はありません。

minorica

 イラストレーターとしてスキル販売を活用したい人はほかの販売方法に惑わされず自分のイラストサービスをしっかり持って販売するように気を付けましょう。

サービスは絞るのが吉

にゃも

いろいろあって目移りしちゃうね

 最初の段階はいろいろなサイトの操作感や機能を試してあれこれ登録して挑戦してみるのも間違いではありません。しかし通知や振込手数料など各種サービスに登録して案件を行うと収入が分散してしまい振込手数料がサイトごとに発生してしまうので、ある程度管理できる量でサービスは絞るように気を付けましょう。

minorica

サイトごとに用途を決めて使い分けるのが◎

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